外構 自宅紹介

枯山水を自宅の中庭で実現!DIYでもできる?予算と維持方法は?

更新日:


枯山水って、ご存知ですか?
代表的な日本庭園の一つで、知らない方も写真を見ればなんとなく分かると思います。

枯山水(かれさんすい、かれせんずい)とは日本庭園や日本画の様式・風のひとつである。

wikipedia龍安寺枯山水

枯山水は水のない庭のことで、池や遣水などの水を用いずに石や砂などにより山水の風景を表現する庭園様式。例えば白砂や小石を敷いて水面に見立てることが多く、橋が架かっていればその下は水である。石の表面の模様で水の流れを表現することもある。
※Wikiペディアより

とても素敵で癒されますよね。
そう、そんな枯山水に私はとても憧れを抱いていました。
たまに、和食屋さんの玄関や坪庭で枯山水を見かけるたびに「こんな庭がウチにあったらいいなぁ~」と思ったり。

でも、高級そうだし、お金も掛かりそう。自分の家に作るのは維持が大変そうですし、難しいのかな?という悩みも正直ありました。

ただ、自分の希望を何でも叶えられるのが注文住宅!
一生に何度とないマイホームを建てる機会、やらずに後悔するのは避けたい!人生もったいない!

そう考えた私(だいふく)は、そんな夢をハウスメーカーの設計士に打ち明け、相談することにしました。
結果はどうなったのてしょうか?早速写真をご覧下さい。

我が家の中庭の枯山水をご紹介

リビングから見た中庭の眺め

リビングからの枯山水_中庭

リビングからの枯山水_中庭


自宅の枯山水の中庭_リビングから

だいふく家では、和モダンを意識してインテリアや外観をまとめているのですが、雰囲気にマッチするモダンな枯山水が出来上がりました。
ハウスメーカーと相談の上、スペースを事前に確保。家の建築と並走して外構屋さん(お庭屋さん)に相談をし、家に合うデザインをまとめて頂きました。私(だいふく)的にはとてもお気に入りの中庭に仕上がり、満足しています。

奥に見える格子もこだわりです。中庭の枯山水とマッチして、和になりすぎない、程よいモダン感が出せました。この格子は玄関のとなりに位置しており、家の外観の顔にもなっています。※この中庭で使っている商品名などは記事の最後で紹介しています。

上から見た中庭の眺め

自宅の枯山水の中庭_上から

自宅の枯山水の中庭_上から

タイルと白砂利と格子の配色が、バランスよくまとまってよかったです。また、植栽もいいバランスで配置をしていただきました。担当いただいた外構屋さんのセンスに感謝!

なお、ご覧の通り、中庭になっており、広さは8畳分くらいの広さになっています。もう少し小さくてもいいかな?と最初は思っていましたが、設計士さんと相談すると
「6畳や4畳半だと中途半端になるので8畳がおすすめ」とのこと。間取り、予算と相談の結果、8畳にしました。結果は大正解だったと思います。

玄関から見た眺め

この中庭は、玄関からも眺める事ができます。(これも設計士さんへ要件を渡す際、最初から入れておきました。)

玄関から見た枯山水の中庭

玄関から見た枯山水の中庭


玄関からの眺め2

玄関からの眺め2

加えて、玄関にも同じ白砂利を入れるような形でお願いしたので、中庭との一体感も感じられます。ヤマダホームズ(ヤマダエスバイエル時代)の設計士さんにお願いしたのですが、この辺りも快く相談に乗って頂き、本当に良い担当者に巡り会えました。

玄関の中にも同じ白砂利を入れています

玄関の中にも同じ白砂利を入れています

枯山水はどうやって実現した?

という事で、憧れだった枯山水の庭を手に入れた訳ですが、どうやって実現したのかをまとめてみました。

枯山水の予算はいくらくらい?

住宅としてかかる費用は、0円から可能!

まず、住宅側の値段ですが、ここは金額の影響をそれほど受けないと考えてよいです。
ハウスメーカーでは、屋根のある部分対して基本料金がかかるわけですが、庭は屋根とは関係ありません。(厳密に言えば、中庭にすることで若干屋根の面積は変わりますが)また、中庭ではない場所に枯山水の庭を儲ける場合であれば、追加費用は0円でできてしまいます。

外構としてかかる費用は、内容次第で1万円から

ここは、やる内容によって変わります。大きく分けて、タイル、植栽、景石(けいせき)、砂利の4つです。

タイル

タイルは、タイル代だけでなく、その下に鉄筋コンクリートの基礎工事がしてあるので、ここは結構お金が掛かりました。今回は長方形の大判タイルにしていますが、正方形だとより和風に、長方形だとモダンな雰囲気が演出できます。タイルを貼るのであれば、外構屋さんへの相談が必須でしょう。

植栽

植栽については完成したいイメージにもよりますが、今回のように木を植えて下草もたくさん用意すると、それなりにお金はかかりますが、一般的なコケと簡単な下草であれば1万以下からでも行けるでしょう。

景石

そして景石。これは価格がピンキリです。今回はクレーンを使って入れてもらったこともあり、総額4万円でしたが、自宅にあるものを活かしてもいいですし、ない場合は通販や近所のガーデニングショップなどを探してみましょう。

枯山水の砂利

最後に砂利です。今回の砂利は白くて綺麗なものがいい、と相談をした結果、寒水(かんすい)という砂利を使用しました。
値段は、20kg/袋で2000円程度。めの細かさは5mm(1分5厘目)程度で良さそうです。
また、別の選択肢としては、一般的な日本庭園でよく使われる白い石は白川砂利です。
20kg/袋で、2000円程度。(1平方メートルに4cmの厚みだと3〜4袋必要)ということで、広さとあわせて必要な量を、購入すればokです。
どちらにしても、1平方メートルで6,000円~8,000円程度の費用感です。

以上のように考えると、3万円程度あれば坪庭くらいは簡単に作ることができるんですね。もちろんDIYでもできてしまう範囲です。

枯山水の波模様の作り方

予算的には案外導入できてしまうことが分かった自宅の枯山水ですが、気になるのがメンテナンスや維持にかかる手間です。
きれいに手入れするのはとても大変そうですが、どうやってやっているのでしょうか?まずは、Youtubeでやり方の動画を調べてみました。

↑とてもキレイにメンテナンスされています。すごい。

動画やネット上の記事を見る限り、一般的なやり方は

1)ほうきで掃いてごみを取り除く
2)平らになったらレーキ(大きい熊手)で模様をいれる

という感じのようです。結構大変です。正直、私には維持できるかがとても心配でした。こちらは二児を抱える家族。ほうきでの掃き掃除を毎日やるのは到底無理ですよね。

しかし、そんな心配は全く無用!簡単に再現&維持ができる方法を見つけましたよ!

カンタン10分!枯山水の模様の作り方

必要な道具

水切りワイパー

水切りワイパー

道具は、お風呂用の水切りワイパー。アマゾンで買いました。実は、これ一本でできてしまうんです。動画を見ていると、竹ホウキ、レーキ(熊手)などが必要に見えますが、ならす範囲が4畳くらいまでの広さであれば、これで充分です。
それでは、私のあみだしたやり方を紹介します。

1.砂利を平らにならす

まずは、砂利を平らにならします

まずは、砂利を平らにならします

まずは、ワイパーを使って寒水砂利を平らにならします。

2.奥の方から、ワイパーで模様を入れていきます

水切りワイパーで、溝を作っていきます。

水切りワイパーで、溝を作っていきます。

この時、手前から模様をつけてしまうと、奥に模様をつける際、手前に足跡がついてしまいます。必ず奥からやっていきましょう。
(手前に足跡がつく分には全く問題ありません)

3.模様の間隔を均等に、一列ずつ

だいふく家の場合では7cmくらいの間隔が一番綺麗に見えますが、砂利のサイズや庭の広さによっても変わるため、色々試してみましょう。

4.足跡を消しながら作業を進めます

手前にある足跡をならして消しながら、進めます

手前にある足跡をならして消しながら、進めます

進んできたら、自分の足跡を平らに消しながら、作業を進めていきます。
時々離れて確認して見ると、斜めになっていないか確認できます。

5.完成!

完成!

完成!

1マス分が完成!畳半畳くらいのスペースなら、10分もかからずに、できますよ。

模様は崩れたりしないの?

我が家の場合、風で砂利が動いてしまったことはありません。中庭だから、というのもあるかもしれませんが、寒水砂利は見た目以上に結構重たく、あまり風で飛ぶような印象はありません。
なので、足を踏み入れなければずっと模様が維持できます

掃除はどのくらいの頻度でするの?

これは、近くに植栽があるかどうか次第だと思います。植栽(樹木など)のない庭であれば、ほとんど不要です。具体的には、ウチのような中庭で、夏の間で葉が落ちない時期は、掃除は2~3ヶ月不要です。逆に葉が落ちる秋は、1週間で見苦しいと感じるタイミングもあります。
もみじの葉が枯山水の上に落ちるのも、それはそれでとても風流ではあります。が、一気に枯れる時期は流石に見苦しいですね。

なお、葉が落ちた時の掃除方法ですが、我が家の広さの場合、少しであれば模様を維持したまま手で拾えます。大量の時は、ホウキを使った方が若干楽かな、というくらいです。

枯山水の中庭で使っている素材

・砂利:寒水砂利
純白でキラキラとした、とてもきれいな砂利です。
ただし、この寒水、欠点がありまして、日がよく当たる場所だったり、川が近くにある(500m以内くらい?)と、藻(も)がついたりして緑色になってくるそうです。

・タイル:タカショー セラ レバンテ グレー
http://e-tokocatalog.net/?itemid=15187

・樹木:イロハモミジ、アオダモ

・格子:LIXILのコートラインⅡという商品。
https://www.lixil.co.jp/lineup/veranda_balcony/courtline/
木に見えますが、実はアルミでできています。本物の木だと腐ってしまいますが、これは腐らず、見た目も本物に近くかなり上質なので、おすすめです。

まとめ

というわけで、我が家の枯山水風の中庭をご紹介しました。
予算面でも維持の面でもそれほど障壁が高くないことがお分かりいただけたでしょうか?

実際、リビングから見える位置に枯山水の中庭があるのはとても気分がよく、作ってみて本当に良かったと感じています。
(リビングが広く感じる効果も得られます。)

それでは最後に、これから注文住宅を建てる方へのアドバイスを記載します。

ハウスメーカーに見積もりをもらう前に、要望の一覧まとめを作るのがオススメ

最初の段階で、要望一覧(要件一覧)を作り、優先度を整理した状態で、ハウスメーカー、工務店に持っていくのがおすすめです。
やりたいことの一覧を優先度で整理できるので、ハウスメーカー側との意思疎通もしやすく、間取りや見積もりをもらうときも、一発目から希望通りのものが出てきやすくなります。やりたいことの見落としも防ぐことができますよ。
これが後になってからの要望追加だと、間取りの変更が必要になってしまったり、話が振り出しに戻ってしまったり、何度もやり取りするうちに申し訳なくなったりと、理想が実現できなくなってしまうので要注意です。
特に、中庭や坪庭は、家の形を大きく左右する要素です。「どこから見えるようにしたいのか」「どんな広さにしたいのか」「どんな雰囲気にしたいのか」などを一番最初に考えておくのがおすすめです。

この時、予算バランスと優先度には気を付けましょう。あくまで住宅の中で一番大切なもの、実現したいものは何なのか?です。
希望の要件をできるだけ多く叶えられる、理想のマイホームづくりの参考にしてくださいね。

-外構, 自宅紹介

Copyright© 注文住宅で、憧れを全部叶えるコツ , 2022 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.